症例詳細
Case detail
奥歯が抜けそう 部分矯正による咬み合わせの改善とインプラントによる補綴治療
治療症例の内容
- 患者様
- 50代女性
- 治療期間
- 1年6ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 左下の奥歯が著しく揺れて、抜けてしまいそうとのことで来院された患者様です。
歯の欠損した状態が長く続いたことで奥歯の咬み合わせが乱れ、無理な力がかかるようになったことで歯を支える歯槽骨が溶けてしまっている状態でした。
また、咬み合う歯を失った上の奥歯は咬合面が乱れてしまっていました。
抜けそうな奥歯は歯槽骨再生治療が可能であれば行い、保存不可と判断された場合にはインプラントを埋入することとしました。
上の奥歯は、下顎の外科処置の待機期間に部分矯正を行い、咬合面の改善を図ることとしました。
- 費用(概算)
- 治療費の目安: 100万円費用は治療当時の料金となります
治療について
再生治療を行う予定でしたが、レントゲン写真から想像して以上に 歯槽骨の欠損が大きく、抜歯することとなりました。
抜歯後にインプラント埋入に必要な骨量がなかったことから、骨造成処置を経て、インプラントを埋入しました。
上下の咬み合わせを改善し、違和感なく咬めるようになったことで、患者様には大変満足していただきました。
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
- 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
- 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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