症例詳細
Case detail
40代女性 歯ぐきのラインをそろえる 部分矯正を用いた前歯の審美修復
治療症例の内容
- 患者様
- 40代女性
- 矯正装置
- 審美装置
- 治療期間
- 1年
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 古いセラミックを除去し仮歯へ
→病変が認められる歯には根管治療をおこなう。不要な歯は金属の土台を除去しファイバーコアを築造する
→マイクロインプラントを用いて動かしたくない歯を固定し、前歯6本の部分矯正へ移行
→左上の1番目、2番目の歯を挺出させることで歯肉のラインをそろえる
→十分な保定の後セラミックの製作へ移行
- 費用(概算)
- ジルコニアオールセラミック:約10万円/本 仮歯:1万円/本 精密根管治療(前歯の再治療):7万円/本 ファイバーコア:2万円/本 部分矯正:約20万円(含むマイクロンプラント)費用は治療当時の料金となります
治療について
歯肉のラインが不揃いであること、古い被せものの金属が露出し、歯肉にも変色がみられることなどを気にされて来院されました。
治療の選択肢をいくつか提示しましたが、最も低侵襲で予測実現性の高い部分矯正による歯牙の挺出を選択しました。時間はかかりましたが、歯肉のラインもほぼ左右で均等にそろい、根管治療をしっかりとやり直すことで患者さんには見えない根尖病変も消失しています。
被せものの種類:ジルコニアオールセラミック スタンダード
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
根管治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 根管治療により類似の全ての症例の問題が解決するわけではなく、症例はあくまでも一例です
- 根管治療により痛みや腫れがひかない事や、術後に痛みや腫れが生じる事、治療によるファイル破折やパーフォレーションなどの偶発症、術後の歯根破折を生じる可能性もあります
- 自費診療(保険適用外)となります
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