症例詳細
Case detail
小矯正を併用し機能性・清掃性を高めた臼歯部ブリッジ治療
治療症例の内容
- 患者様
- 50代女性
- 矯正装置
- インビザライン
- 治療期間
- 1年2ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 左下奥歯の噛み合わせが悪く、かみづらいことの改善を希望され来院されました。
小臼歯の位置が悪くインレータイプのブリッジが装着されており、上下の歯がすれ違っているので咬むことのできる面積が少なくなってしまっている状況です。
インビザラインを用いた小矯正治療を行い歯の位置を是正したのち、精密なブリッジの作製を行いかみやすいような環境を整えることを計画します。
- 費用(概算)
- 27万円(仮歯・メタルボンドクラウン3本分) 30万円(小矯正代として)費用は治療当時の料金となります
歯の位置が悪い場合のブリッジ治療について
歯の位置が悪くそのままブリッジの作製を行う場合、通常は今回のようにインレータイプのブリッジを装着するか神経を取り(抜髄)無理やり方向を変えることで対応するのが一般的です。
インレータイプのブリッジは、かかる力に対しての維持力が十分でないことで虫歯の再発リスクや脱離しやすいことが多く、抜髄する場合は神経を失うだけでなく歯の方向を無理やり変えるので、力学的に不利な構造となりいづれの方法も理想的とは言い難い治療です。
今回はインビザラインを用いた小矯正を行い、歯の位置を整えた後にブリッジを作製したことで神経を保存し、力学的にも良好な状態にすることができました。
咬むことのできる面積が増えたことでかみやすくなったと、治療結果にも満足していただくことができました。
マウスピース矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 口腔内・歯並びの状態によっては対応できない場合があります
- マウスピース型矯正装置の長時間装着(1日20時間以上)が必須です
- 治療計画通りに進めるためには、患者様の意志が重要になります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 薬機法対象外の矯正歯科装置のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
- 自費診療(保険適用外)となります
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