症例詳細
Case detail
下顎の歯周病治療 コーヌスデンチャーを活用した入れ歯の再製作
- 患者様
- 70代女性
- 治療期間
- 2年1ヶ月
- 治療回数
- 30回以上
- 治療計画
- 左下の奥歯に強い違和感を感じながらも、かかりつけ医では「様子を見ましょう」との話しかなかったことを気にして来院された患者様です。
左下の歯はレントゲン写真でも分かるほど破折しており、他にも歯周ポケットの深い歯が散見されたため、抜歯や歯周外科処置を用いた歯周病治療を行うこととしました。
上顎には30年以上も前に製作されたコーヌスデンチャーが装着されていましたが、適合が悪くなっていました。
土台の歯の状態は良好とは言えませんでしたが、初診時に既に70代半ばであったことから、コーヌス冠を再利用した入れ歯の再製作により、補綴することとしました。
- 費用(概算)
- 治療費の目安: 150万円費用は治療当時の料金となります
治療について
外れやすく、汚れも付着しやすかった入れ歯は、大変適合の良い入れ歯へと生まれ変わることができました。
歯周病治療を行った下顎の奥歯もオールセラミッククラウンとすることで、外見の改善はもちろんのこと、上下の咬み合わせも改善することができ、患者様には大変満足していただきました。
リスクについて
外科処置は術後に痛みを伴います。
セラミックは破折などにより修復や再製作が必要となることがあります。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
外科処置の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に出血、痛みや腫れ、違和感を伴います
- 口腔内の状態によっては適応できないことがあります
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
- 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
- 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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