症例詳細
Case detail
歯が抜けたままにしていると・・・部分矯正+セラミック治療
治療症例の内容
- 担当医
- 患者様
- 40代女性
- 治療期間
- 1年
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 歯が抜けたままにしていると、抜けたスペースに向かって隣の歯が倒れてきたり、噛む相手の歯が伸び出してきてしまったりして、噛み合わせが乱れていきます。
それらの改善のために、倒れた歯を起こす部分矯正と、伸びてきた歯を本来の高さでかぶせる治療を計画しました。
他の部位の歯の治療も行ったため、全体の治療期間としては1年かかりましたが、部分矯正の装置をつけて歯を動かしていた期間は4ヶ月でした。
- 費用(概算)
- ブリッジ治療のみで30万、別途矯正治療も必要費用は治療当時の料金となります
歯を失ったら
隣の歯が倒れてきたり、相手の歯が伸びてきたりすると、噛み合わせが乱れるだけでなく、歯磨きもしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクも上がります。
また、そうなってしまうと歯科治療により噛み合わせを回復する際にも影響が出て来ます。
例えば、ブリッジにより噛み合わせを回復する場合、傾いている歯を削る際に神経を取らなければならなくなる可能性が高くなります。
(本症例では部分矯正で歯を起こしたので神経は保存できました。)
本症例のように歯を起こすことも可能ですが、歯を失ったら周りの歯が変化する前に治療をすることをお勧めします。
失った歯の噛み合わせの回復には、ブリッジ、インプラント、義歯の3種類の治療法があります。
それらの治療にはそれぞれ特徴がありますので、ぜひご相談ください。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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