症例詳細
Case detail
奥歯で咬めない インプラントによる咬合回復② 歯肉移植・補綴
治療症例の内容
- 診療科目
 
- 治療カテゴリ
 
- 担当医
 - 藤巻太一朗(ドクタープロフィール)
 
- 患者様
 - 40代女性
 
- 治療期間
 - 5ヶ月
 
- 治療回数
 - 5-10回
 
- 治療計画
 - 右下奥歯を抜歯してしまったため、インプラントによる咬合回復治療を希望して来院された患者様です。
骨造成により、インプラントを埋入するために必要な歯槽骨の幅を獲得し、インプラントを埋入しました。
しかし、骨造成処置によりインプラント周辺の頑丈な歯肉(角化歯肉)が失われてしまったため、角化歯肉を上顎から移植することで頑丈な歯肉を獲得し、オールセラミッククラウンにて補綴することとしました。 
- 費用(概算)
 - 治療費の目安: 50万円費用は治療当時の料金となります
 
治療について
骨造成を行ってからのインプラント埋入であったため、元々少なかったインプラント部の丈夫な歯肉が失われてしまいました。
ショートインプラントを使用しなければならいほど、骨の高さが不足している場合、角化歯肉を移植しても、移植先の可動粘膜部位に近いため、十分な生着を達成することは困難であるようです。
それでもインプラント周辺には、決して十分とは言えないまでも角化歯肉が付き、清掃性には全く問題のない状態で咬合を回復させることができました。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
 - 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
 - かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
 - 自費診療(保険適用外治療)となります
 
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
 - メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
 - 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
 - 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
 - 自費診療(保険適用外治療)となります
 
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載、複製、複写、盗用を固く禁じます。

                      
                                                          













