症例詳細
Case detail
[10代男性] 前歯のがたがた 歯を抜かない矯正治療
治療症例の内容
- 担当医
- 井上季実子(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 10代男性
- 矯正装置
- 審美装置
- 治療期間
- 10ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 前歯部の被蓋(垂直方向の重なり)が浅く、歯並びのガタガタや、奥歯のかみ合わせのずれもややありました。
治療後に被蓋がさらに浅くなる恐れもあったため、小臼歯抜歯をお勧めしましたが、「歯を抜かないで治療して欲しい」という強いご希望があり、非抜歯で歯列弓を拡大して並べました。歯をわずかに削って小さくするディスキングも行っています。
舌小帯が短く、治療後の歯列の安定を図るため、舌小帯強直に対する処置も並行して行っております。
親知らずは矯正治療前に抜歯しています。
- 費用(概算)
- 80万円費用は治療当時の料金となります
治療後の感想
親知らずを抜いたり舌の手術をしたりと大変なこともありましたが、とても楽しく矯正治療を受けることができました。
治療について
結果として非抜歯で短期間で治療を終えることができ、患者様には満足していただいたと思います。前歯の被蓋もついて良かったです。
舌小帯の処置は横浜桜木町歯科 院長 Dr.大元にお願いしましたが、術後は非常に順調で舌の可動域が非常に大きくなりました。患者様は術前心配されていましたが、最終的には「受けて良かった」と言っていただきました。術前後のMFT(筋機能訓練;舌のトレーニング)もスタッフ一丸となって励ましながら治療を行いました。
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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