症例詳細
Case detail
50代男性 前歯の審美ブリッジ 骨の厚みを保存した抜歯
治療症例の内容
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 患者様
- 50代男性
- 治療期間
- 8ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 前歯の被せものが土台ごと脱落→保存できないことはないが、予知性が低いため抜歯にて同意。
部分矯正にて歯を引っ張り出し、可及的に骨の吸収を防止する。
抜歯後、歯肉の形態を整えながら最終補綴物を完成させた。
- 費用(概算)
- 約45万円費用は治療当時の料金となります
治療について
前歯の抜去が必要になった場合は、抜歯後の骨吸収が大きな問題となります。前歯部唇側の束状骨が歯根膜からの血液供給に依存しているためです。
一度陥没してしまった前歯部のリカバリーは非常に大変なため、骨吸収を防止するのが得策といえます。
今回は歯に矯正力をかけ、徐々に引っ張り出すことによって根の先端部に骨をつくりながら抜歯をするという手法を用いました。
100%とはいかないものの、見た目の不自然さはない程度に骨吸収を抑制できました。
必要であれば、さらに歯肉の移植などを行いボリュームアップすることも可能です。
咬み合わせが深く、支台の長さとのバランスを考慮して、連結としました。
被せものの種類:フルジルコニア ベレッツァ ステイニング
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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