症例詳細
Case detail
かみ合わせをなんとかしたい、でも再矯正は絶対イヤ
治療症例の内容
- 担当医
- 奥村高広(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 40代女性
- 治療期間
- 1年
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 主訴:他院で矯正してからかみ合わせがおかしくなった、再矯正は望んでないので可能な限り奥歯で噛めるようにしてほしい。
他院でマウスピース矯正後奥歯の咬合が変わり、奥歯の咬合が悪くなっていました。
そのため全顎的な補綴治療による咬合の改善を目的として治療を開始しました。
初診時のかみ合わせから再矯正をしないとなると、理想的には多くの歯を補綴で変える必要がありましたが、1本1本の歯の状態を考え、オーバートリートメントにならぬように、少しでも患者さんが噛みやすくかつ局所的に歯の負担がかからないような咬合に整えました。
- 費用(概算)
- 200万円費用は治療当時の料金となります
かみ合わせを変えるには
かみ合わせを変えるには3つの方法があります。
1.咬合調整(歯を削ってかみ合わせを整える)
2.矯正治療
3.補綴治療(被せ物で歯の形を変えかみ合わせを調整する)
のうち適切な方法を選択肢良いかみ合わせにしていきます。かみ合わせを整えることが将来的に1つ1つの歯を長く使うために重要になってきます。
今回のケースでは、矯正治療を望まれなかったため完璧なかみ合わせにしていくことはできませんでしたが、少しでも1本1本の歯の負担を軽減し、長くご自身の歯ひいては人工の被せ物を使っていただけるよう患者様と治療方針を何度もご相談させていただきながら治療を進めました。
もともとかみ合わせが原因で体調面にも悪影響が出ていましたが、歯の治療の後は噛み合わせが良くなり、体調も良くなり笑顔も多くなりました。
このケースを通して私自身かみ合わせの影響の大きさを改めて実感することとなりました。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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