症例詳細
Case detail
[歯槽堤保存術を併用したブリッジの作製] 可能な限り歯ぐきの厚みを保存し審美的に
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 大元洋佑(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 20代男性
- 治療期間
- 6ヶ月
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 歯がグラグラし、痛くて噛めないことの治療を希望され来院されました。
X線写真より歯が折れてしまい保存することが難しいと診断し、骨や歯ぐきの状態をふまえてブリッジ治療を希望されました。
抜歯後可及的に歯肉の凹みを抑えるために歯槽堤保存術を行い、ブリッジを作製する治療計画を立てます。
ブリッジの作製過程
→https://seimitsushinbi.jp/case/18918/
- 費用(概算)
- 10万円費用は治療当時の料金となります
歯槽堤保存について
歯を抜去すると、当該部位の歯ぐきは骨吸収により陥凹し審美的なブリッジの作製が難しくなります。
特に歯が割れてしまった場合、骨の吸収量は大きく抜歯後に大きな歯ぐきの凹みが予想されます。
抜歯部位の厚みを保ち、増大するには今回行った抜歯時に行う歯槽堤保存術(抜歯窩に骨移植材を充填)や抜歯後に行う歯槽堤増大術(歯肉移植術など)があります。
完成前に歯ぐきは十分量ではなく歯肉移植も検討しましたが、患者希望がえられなかったためそのままブリッジの作製を行いました。
歯槽堤保存術は抜歯時にそのまま骨移植を行うため手術回数を減らすことができる可能性がある、完全閉創ができず感染リスクには注意を要します。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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