症例詳細
Case detail
上顎骨幅が狭い 急速拡大装置を併用した抜歯矯正
治療症例の内容
- 担当医
- 藤巻太一朗（ドクタープロフィール）
- 患者様
- 10代女性
- 矯正装置
- クリアブラケット
- 治療期間
- 2年9ヶ月
- 治療回数
- 30回以上
- 治療計画
- 歯列全体の叢生を気にして来院された患者様です。
検査を行った結果、上顎骨の横幅が相対的に狭いことが分かり、叢生が強いことから、急速拡大装置にて上顎骨を側方に拡大することで、叢生の解消と奥歯の咬み合わせ改善を図ることとしました。
一般的には上下左右の第一小臼歯4本を抜歯する必要がありますが、拡大量によっては非抜歯矯正の適用となる可能性があるため、まずは非抜歯矯正で治療を開始し、抜歯が必要と判断された時点で速やかに4本抜歯を行うこととしました。
- 費用(概算)
- 治療費の目安: 110万円(税込)費用は治療当時の料金となります
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開始前
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治療途中
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終了時
治療前後の比較 ～顔貌～
- 開始前
- 終了時
治療について
急速拡大後、歯列はきれいに並んだのですが、口元が出っ歯になってしまったため、速やかに抜歯を行い、治療期間がいたずらに遅延することのないようにしました。
ワイヤー矯正の注意事項（リスク・副作用など）
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り（元の位置に戻ろうとする動き）をします
- 自費診療（保険適用外）となります
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