症例詳細
Case detail
八重歯と開咬の治療
治療症例の内容
- 診療科目
- 担当医
- 患者様
- 20代男性
- 矯正装置
- 審美装置
- 治療期間
- 1年8ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 八重歯、およびオープンバイトを主訴として当院受診。
顎変形症による骨格性の開咬および外科的な顎治療の必要性が疑われたため、一度大学病院を紹介。
大学病院にて、外科矯正をするかしないかボーダーラインとの診断を受け、本人の希望により歯列矯正のみで当院で治療を行うこととなった。
八重歯および叢生治療のために、上下左右計4本の小臼歯を抜歯しスペースを確保。
また、下顎の反時計回転(Eラインを整えるために顎の先端を前上方へ持ってくる)のため、上顎にマイクロインプラントを埋入、さらに上下左右埋伏智歯を抜歯し、大臼歯を圧下する計画となった。
- 費用(概算)
- 800,000円費用は治療当時の料金となります
骨格性の開咬(オープンバイト)の特徴
骨格性の開咬の場合、平均値よりも下顎が開いた位置で咬み合わせができてしまっていて、面長傾向になるという特徴があります。
これは、常日頃咬んでいる奥歯を圧下することにより、開いていた下顎を閉じた状態に近づけ、面長傾向も改善することができます。
本症例では、埋まっていた親知らずを抜歯することにより、骨のリモデリングを促し、それによって奥歯の圧下を効果的に行うことができました。
親知らずを含めると計8本、マイクロインプラントの本数は4本と大がかりな治療になりましたが、患者さまの満足のいく仕上がりになりました。
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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