症例詳細
Case detail
前歯の精密な被せ物による歯周組織の改善
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 奥村高広(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 10代女性
- 治療期間
- 3ヶ月
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 最近入れた前歯の被せ物の形や色に不満を持って御来院されました。
被せ物の精度も良いとは言い難く、動揺もしていない健康な歯に前歯がすべて連結された被せ物が入れられていました。
健康な天然の歯同士を連結でつなげるメリットなどありません。そのせいで初診時の歯茎はパンパンに腫れ上がっていました。
治療計画として、まず連結された歯を除去し、1本1本に分かれた本来あるべき仮歯に変え、歯茎の状態が落ち着いた時点でセラミックに置き換える方針としました。
もともとの土台が歯茎の深いところまで削られていたため、歯周組織を再構築するような歯茎の手術も提案しましたが、治療を終わらせなければならない期限があったため、今回は歯茎の手術は行わないこととしました。
- 費用(概算)
- 60万円費用は治療当時の料金となります
歯茎の治療について
初診時の歯茎の状態が悪く少し触るだけで簡単に出血する状態でした。
また土台が歯茎より深いところまで削られているので、出血により精度の良い仮歯を入れることができないため、先にプラークコントロールの改善や病院でのクリーニングを行いました。
その後、精密な仮歯を入れることでみるみるうちに歯茎の炎症が消え、引き締まってきました。
歯茎が落ち着いたところで、材質として汚れの付きやすい仮歯を適合のいいセラミックに変えました。
歯の形に関して
仮歯で機能的かつ審美的な形態を患者様の何度もディスカッションし、現状で最も理想的な形態や色に仕上げました。患者様も大変満足されていました。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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