症例詳細
Case detail
乳歯の晩期残存 永久歯がない 矯正とインプラントによる治療
治療症例の内容
- 担当医
- 患者様
- 40代女性
- 矯正装置
- メタル装置
- 治療期間
- 2年6ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 【治療の流れ】
矯正治療
↓
乳歯抜歯
↓
(下 歯並びの矯正)
↓
インプラント1次オペ
↓
(矯正終了前)
インプラント2次オペ
↓
矯正装置除去
↓
インプラント上部構造印象
↓
インプラント上部構造装着
↓
保定
【起こり得るリスク・副作用】
矯正治療:ワイヤー・装置の脱離、口内炎、
抜歯:抜歯後感染、術後疼痛
インプラント:術後疼痛、感染
- 費用(概算)
- 矯正治療(メタル)80万 + インプラント治療1本30万×2本費用は治療当時の料金となります
治療について
大人になったが乳歯が残っている(乳歯の晩期残存)を主訴に来院された患者様です。乳歯は永久歯と比較し歯根が短く、生え変わりを前提としているため寿命も短いです。
こちらの患者様の場合、左右に乳歯が残存しており、また虫歯と歯根周囲の病変により保存は困難でした。乳歯の下には永久歯がなく(先天性欠如:先欠)、抜歯をした場合にその空いたスペースをどのような治療法で補うか、考えられる治療法3つを提案しました。3つの方法は以下の通りです。
①ブリッジ治療 ②インプラント治療 ③矯正治療
それぞれの利点・欠点、費用や期間を提案させていただき、周囲の歯への侵襲が少ない②インプラント治療を選択されました。
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
- 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
- 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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