症例詳細
Case detail
古い銀歯やプラスチックをセラミックへ
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 患者様
- 40代女性
- 治療期間
- 1ヶ月
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 右上の奥歯がしみるので治療してほしいと来院された方の症例です。虫歯があれば全部治療して欲しいが、見えるところはセラミック、見えないところは銀歯での治療を御希望されました。
右上6番目の歯は不適なプラスチックの詰め物と、歯頚部の欠けている部位(楔状欠損)がどちらも痛みの原因となっていたため、オールセラミッククラウン(スタンダード)による補綴を行いました。
右上5番目の歯はインレーおよび虫歯を除去したところ、外側から金属が見えない範囲でのインレー修復が可能であったため、金銀パラジウム合金のインレーによる修復を行いました。
右上4番目の歯は虫歯が大きい場合神経処置が必要になる可能性を説明した上で、インレー、頬側のプラスチックおよび虫歯を除去し、オールセラミッククラウン(エコノミー)による補綴を行いました。
右上7番目の歯は親知らずを移植しており、特に症状は認められないため経過観察としました。
- 費用(概算)
- 約￥200,000(オールセラミッククラウン(右上4エコノミー、右上6スタンダード))費用は治療当時の料金となります
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開始前
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治療途中
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終了時
オールセラミッククラウンによる補綴治療について
オールセラミッククラウンはジルコニアフレームという白い素材の上にセラミックを盛っているため、審美性が非常に高いのが特徴です。
また、ジルコニアは人工ダイヤモンドの材料にも使われているほど高い強度を持っており、そのためオールセラミッククラウンは審美性だけでなく、強い咬合力のかかる奥歯やブリッジの補綴も可能とするクラウンです。
セラミック治療における注意点
セラミックはかみ合わせが強い場合欠けてしまう場合があります。
そのため当院では十分な咬合調整を行っています。
虫歯治療について
虫歯治療は虫歯の進行度によって処置が変わってきます。
虫歯が小さければ、インレー・クラウン等による修復・補綴処置を行うだけで済みます。
しかし虫歯が大きくなると神経処置や抜歯等をしなければならない場合もあります。
ですので虫歯治療においては早期発見・早期治療が肝要です。
セラミック治療の注意事項（リスク・副作用など）
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療（保険適用外治療）となります
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