症例詳細
Case detail
前歯の被せものがとれた メタルボンドからオールセラミッククラウンへ
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 患者様
- 50代男性
- 治療期間
- 1ヶ月
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 土台ごと被せものが外れたということで応急で来院された患者様です。
被せものはメタルボンドとオールセラミッククラウンの選択肢がありますが、患者様のご希望により後者となりました。
オールセラミッククラウン(スペシャル)での治療を行いました。
- 費用(概算)
- 15万円費用は治療当時の料金となります
治療詳細 治療方針の決定
すぐにいらしていただけたので中までは汚れていないこと、35年前に根管治療して以来症状がないことから、ファイバーコア(土台)と被せものの治療を計画しました。
根管治療から徹底的に行うとより安心ですが、今回のケースでは患者様とご相談して、上部の材料を除去し、消毒洗浄のみとしました。
治療詳細 破折について
上部の材料を除去した際に内部に破折線を認めました。
被せものが外れる場合、①長期使用によりゆるむ ②被せものの破損 ③虫歯 ④歯の破折 などが考えられます。
③と④は重度の場合は抜歯となります。
今回の破折線は軽度であったため保存可能と判断しましたが、患者様にリスクをご説明し、歯の保護という目的で、夜間のマウスピース使用をおすすめしました。
治療の注意事項
今回の患者様のように、被せものには外れたり割れるリスクが伴います。
咬合が強い方や歯ぎしり、食いしばりの癖がある方はそのリスクは高めです。そのような方はマウスピース(主に就寝時使用)の作成(5000円程度)をおすすめしています。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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