症例詳細
Case detail
40代女性 奥歯のインプラントと分岐部病変の処置(ルートセパレーション)
- 患者様
- 40代女性
- 治療期間
- 1年
- 治療回数
- 5-10回
- 治療計画
- 6番の根分岐部をセパレーションするため、根管治療をおこなう。
先行し、7番部にインプラントを埋入し、頭出しの手術の際に6,7番に歯ぐきの移植を行う。
→組織の治りを待ってインプラントの上部構造とクラウンを製作する。
- 費用(概算)
- バイコンインプラント:20万円 アバットメント:10万円 仮歯:1万円 オールセラミッククラウン:7万円~ 歯ぐきの移植(FGG):約7万円 根管治療:9万円費用は治療当時の料金となります
分岐部病変について
奥歯の根は数本あり、この根の股の部分を分岐部といいます。歯周病が進行し、分岐部まで及んでしまうと、基本的に手術などでも汚れを完全に取りきることが難しく、長期的な清掃性が確保できません。
下の奥歯の場合、分岐部病変がある程度進行していれば、根を完全に分離してしまうことで分岐部病変に対応できます(ルートセパレーション)。ただし、分離に先立ち根管治療をしなくてはなりません。
被せものの種類:高透過フルジルコニア ベレッツァ
インプラントの種類:バイコン
インプラント・移植の詳細→https://seimitsushinbi.jp/case/18711/
根管治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 根管治療により類似の全ての症例の問題が解決するわけではなく、症例はあくまでも一例です
- 根管治療により痛みや腫れがひかない事や、術後に痛みや腫れが生じる事、治療によるファイル破折やパーフォレーションなどの偶発症、術後の歯根破折を生じる可能性もあります
- 自費診療(保険適用外)となります
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
- 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
- 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
歯周病治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- 歯周組織再生治療は患者様の状態によって術後の経過が異なります(見た目が改善しない場合もあります)
- 歯周組織再生治療は自費診療(保険適用外)となります
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