症例詳細
Case detail
前歯は矯正なしでここまでキレイになります
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 奥村高広(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 20代女性
- 治療期間
- 3ヶ月
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 《前歯をキレイにしたいでも矯正はしたくない》
治療期間が長くなり、また費用的な面で矯正治療を希望されない方も多いです。
今回は上の前歯4本をセラミック治療のみで見た目の改善を行った症例になります。
患者様のご要望としては前歯を出来る限り下げたい、特に右上のガタガタをキレイにしたいといったところでした。
まず患者様の治療前の歯の模型から診断用のワックス模型を作成し、ご確認いただいた上でそのままの形の仮歯に変え、形が決定したらセラミックに置き換えます。
ご希望の形にする際、神経が残っている歯に痛みが出たり、神経が出てしまったりする場合は神経を取ってしまう治療をする予定でお話していましたが、幸い神経の治療を追加でする必要はありませんでした。
もともと根の治療をしてあった右上の2本はファイバーコアを入れました。
- 費用(概算)
- 44万円費用は治療当時の料金となります
歯並びの改善をセラミック治療だけで治す場合
全体的に前歯のガタガタが多い場合、矯正治療を行わずセラミック治療だけで前歯の見た目の改善をしようとすると、
・神経が残っている歯は神経を取らなくてはいけなくなるかもしれない。
・1本1本の歯が細長くなる
・完全にガタガタが取り切れない
・歯茎の位置が不揃いになる
・かみ合わせを妥協せざるをえない
などの問題が残ることがあります。
それでも被せ物だけでの見た目の改善を望まれる場合、出来る限り神経を取らないように注意しながら最大限に審美性を向上できる治療のゴールを目指します。
歯並びのシュミレーションについて
まず、診断用ワックスを作成し、今の4本の前歯が並んでいるスペースに1面横並びの歯を内側にするとどういった見た目になるのかをご確認いただいた上で、そのワックスと全く同じ形の仮歯を作成し、模型上の仮歯の排列を口の中に再現しました。お口の中に仮歯をトランスファーする際、裏側からシリコン製のパテをあてがって模型上の歯並びをそのまま再現できるようにしています。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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