症例詳細
Case detail
20代女性 インビザラインによる出っ歯の矯正
治療症例の内容
- 診療科目
- 担当医
- 患者様
- 20代女性
- 矯正装置
- マウスピース
- 治療期間
- 1年3ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- 顎間ゴムによる顎位のアダプテーションとinvisalign G5 によるディープバイトの改善を眼目とした。
- 費用(概算)
- 約80万円費用は治療当時の料金となります
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開始前
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治療途中
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終了時
治療前後の比較 ～顔貌～
- 開始前
- 終了時
インビザラインによるⅡ級治療
Ⅱ級治療は歯が動く事による位置関係の変化=orthodontic な変化 あるいは、上下顎の相対的な位置関係の変化=orthopedic な変化 あるいはその両方によって成されると考えられます。成人矯正において、後者を期待しないのが妥当な計画といえますが、顎間ゴムにより両者のグレーゾーンにあたる顎位のわずかな変化が見受けられる可能性があります。
本症例においては、完全にⅡ級を治すに至っていないため、長期的な安定という面で不安が残りますが、咬頭vs窩の咬合は達成されているため、保定へと移行しました。
右側咬合は、顎間ゴムの作用が功を奏し、安定的な咬合を得ていますが、これが短期的な複態咬合の一形なのかは要観察といえます。
マウスピース矯正の注意事項（リスク・副作用など）
- 口腔内・歯並びの状態によっては対応できない場合があります
- マウスピース型矯正装置の長時間装着（1日20時間以上）が必須です
- 治療計画通りに進めるためには、患者様の意志が重要になります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り（元の位置に戻ろうとする動き）をします
- 薬機法対象外の矯正歯科装置のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
- 自費診療（保険適用外）となります
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