症例詳細
Case detail
- 患者様
- 20代女性
- 治療期間
- 5ヶ月
- 治療回数
- 10-30回
- 治療計画
- メインのワイヤーに加え、補助的なワイヤを利用して
傾斜した奥歯の軸を整えます。
- 費用(概算)
- 約80万円費用は治療当時の料金となります
治療について
上顎の2番、6番の先天欠損により全顎の矯正治療をしていた患者様ですが、アーチの形状が整った後の欠損の扱いに関し沢山の相談をしました。私が担当となる前はマイクロインプラントを用いて(術前レントゲンに移る小さなネジ)奥歯を後ろに送り、6番相当部にインプラント治療をする予定だったのですが、インプラントおよびブリッジによる治療は適当でないと判断し欠損部の空隙を閉鎖することにしました。
前歯のスペースに関しては https://seimitsushinbi.jp/case/3082
マイクロインプラントから牽引した事により大きく傾斜しているため、アップライトスプリングを利用し、回転力をかけ本来の軸へと整直します。同時に、ゴムやワイヤーのループなども併用し、5か月弱で完全にスペースを閉鎖しました。
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります
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