症例詳細
Case detail
大規模な骨欠損 骨造成をしてのインプラント治療①
治療症例の内容
- 診療科目
- 担当医
- 大元洋佑(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 50代男性
- 治療期間
- 1年
- 治療回数
- 5-10回
- 治療計画
- 左下の失った歯の機能回復を求めて来院されました。
X線写真より(CT・デンタル)第一大臼歯の骨縁下に及ぶ大きな虫歯、喪失した第二大臼歯部の骨は透過像が認められ十分に骨が治癒しているかどうか非常に疑わしい状態です。
機能回復の方法としてインプラント治療を希望されました。
まず、第一大臼歯の虫歯の状態を評価し残せるのかどうか、骨の治癒状態を確認しインプラントを埋入するに足る骨量を確保することを主眼に置き治療を開始します。
「大規模な骨欠損 骨造成をしてのインプラント治療②インプラント2次手術・最終補綴」
→https://seimitsushinbi.jp/case/26739/
- 費用(概算)
- 90万円(骨造成・ストローマンインプラント・チタンカスタムアバットメント・メタルボンドクラウン)費用は治療当時の料金となります
インプラント治療に必要な骨量について
インプラントはチタン合金と顎骨が結合することで、歯が失われた場合の咀嚼機能を回復する手段です。
インプラントを埋入する際には安定した十分な骨量がないと将来的に問題が起きやすく、不安を残すインプラント治療になってしまいます。
今回、前医による抜歯後の部位には不良肉芽が多数残存しインプラントを埋入できるような状態ではありませんでした。不良肉芽を徹底的に掻爬し、骨の造成を行うことでインプラントの埋入を行うことが可能となりました。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
- 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
- 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
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