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差し歯のセラミック(ジルコニア)治療
動画の内容
- 診療科目
- 担当医
- 大元洋佑(ドクタープロフィール)
差し歯のセラミック(ジルコニア)治療についての治療例をご紹介します。
今回の患者様は、差し歯と歯茎の間にある黒いラインの改善を求めて来院されました。差し歯の色調も自然ではなく、審美性にも問題がありました。治療前の差し歯は、歯の裏側や内側には金属が使用されており、外側の歯茎の黒いラインの原因になっています。
治療計画
根管治療、土台、差し歯について再治療を行い、治療後も長く使用していけるような環境を整えていきます。常に双眼ルーペを使い、肉眼の6〜8倍率で見ながら精密な治療を行うことで、歯と被せ物の境目をより精密に合わせます。
(1)金属色が出てしまうことを改善するために、内部にセラミック(ジルコニア)を使用したオールセラミック (ジルコニアクラウン)で治療します。
(2)患者様の歯の色に合わせるシェードテイキングを行います。
(3)緊密に根管充填を行い、ファイバーコアで歯台築造を行います。
治療後
歯と歯茎の間の黒いラインも改善し、被せ物(クラウン)の色調も天然の歯と調和しています。また、セラミック(ジルコニア)クラウンは金属を使わないので、裏側も白く自然な仕上がりになります。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります