動画詳細
Movie detail
矯正歯科治療 (4)保定治療
動画の内容
- 診療科目
- 担当医
- 藤巻太一朗(ドクタープロフィール)
矯正歯科治療は
(1)初診カウンセリング
(2)診査・診断コンサルテーション
(3)動的治療
(4)保定治療
の順に進められます。今回は「(4)保定治療」について説明します。
マルチブラケット装置により、歯並びと噛み合わせが整った後に装置を外します。しかし、外したままにしてしまうと、歯は治療前の位置に戻ろうとします。この「後戻り」を防止する治療が保定治療です。保定治療は、リテーナーと呼ばれる装置を用いて行います。
リテーナー以下のような種類があります。
クリアリテーナー
取り外し可能な透明マウスピースです。
フィックスタイプリテーナー
歯の裏側をワイヤーで固定するタイプです。
ホーレータイプリテーナー
裏側のプラスティックと表側のワイヤーで保定する、取り外し可能なタイプです。
リテーナーには他にも様々なタイプがあります
患者様にあったリテーナーを使用いたします。
保定治療の期間は2年間が目安とされています。
初めは長時間使用し、徐々に使用時間を短くしていきます。
2年間の治療後も後戻りの可能性がありますので、リテーナーを継続使用される方もいらっしゃいます。
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります