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矯正中の歯磨きの仕方(表側装置編)
動画の内容
- 診療科目
- 担当医
- 井上季実子(ドクタープロフィール)
表側装置で矯正中の歯磨きの仕方をご説明します。
矯正中の歯磨きに使う「歯ブラシ」としては、2列もしくは3列ブラシの歯ブラシがおすすめです。
上から磨いてしまうと装置が綺麗になるだけで歯面にブラシが当たりません。そこで大切なのが、歯と歯茎の境目にブラシを当てて、細かく横にズラしながら磨きます。一箇所で10回ぐらい行い、横に移動して、また10回程度を行っていきます。奥歯の方は、顎を
閉じた状態で歯ブラシを入れると磨きやすくなります。ポイントとしては、いろいろな箇所を飛びながら磨くと、磨けなかった箇所が残りますので、歯ブラシを少しづつズラしながら磨き、真ん中から奥歯に向かって磨き、奥歯までいったら、また真ん中に戻って反対側を磨くといいと思います。
矯正装置の下側の部分には、歯ブラシを斜め下から当てて、横に少しズラしながら磨くきます。歯ブラシを0度で当てると歯が磨けないので、45度ぐらいで磨きます。また装置の上からも、斜め上45度から磨きます。
通常の歯ブラシに加え、ワンタフトブラシ(筆のような毛先の歯ブラシ)や歯間ブラシも使うこともオススメです。
特に、下顎の前歯では、ブラケットの間隔が狭いので、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使用すると磨きやすくなります。また、装置が外れないように工夫が必要ですが、縦に歯間ブランを使うことによって、歯と歯の間やワイヤーと歯の間も磨くことができます。