インビザラインのメリットとデメリット
Advantages and Disadvantages of Invisalign
インビザライン独自のメリット
インビザラインによる矯正治療には以下のメリットがあります。
※5年保障はインビザライン コンプリヘンシブのみです。なお、メーカーの規定変更などの理由により、予告なく終了する場合もありますのでご了承ください
インビザラインのデメリット
インビザラインを使用することで考えられるデメリットは以下のとおりです。
上記デメリットにおける注意事項としては、インビザラインの講習会を受講した歯科医師であれば、誰でもインビザライン治療ができてしまうことです。
矯正治療の実績がインビザラインに限られる歯科医師は、計画通りに治療が進まなかった場合、柔軟に他の矯正治療法等で対応できないことがあります。インビザラインは以前に比べ、難症例を治療できるようになりましたが、まだ治療に向いてないケースも存在します。
したがって、インビザラインによる矯正治療では、ある程度経験を積んだ矯正医を選んだ方が、失敗するリスクは下げられるでしょう。
マウスピース矯正としてのメリット
インビザラインは、歯に装置を固定する従来のワイヤー矯正とは違い、マウスピース型の矯正治療法です。
矯正装置(マウスピース)をいつでも自由に取外して、飲食や趣味も普段と変わりなく楽しむことができます。
マウスピースを使用するメリットは以下のとおりです。
- 痛みが少ない
- ワイヤー矯正と比べて通院回数が少ない
- アライナーが透明に近いために目立たない
- アライナーをいつでも取り外せて洗えるため清潔(※)
- アライナーを取り外せるので食事がしやすく歯磨きもできる
- 吹奏楽(サックスやトランペットなど)を楽しめる
- コンタクトのあるスポーツを楽しめる
- 歯磨きができるので、虫歯や歯周病になりにくい
- 金属アレルギーの心配がない
※取り外している時間が長いと、治療計画どおりに進行できなくなりますのでご注意ください
患者様に適切な矯正法をご提案
マウスピース矯正かワイヤー矯正か
当法人医院では、インビザラインだけではなく、他のマウスピース矯正法や従来のワイヤー矯正法でも治療を行っております。そのため、インビザラインのメリットはもちろんのこと、デメリットについても熟知しており、患者様の歯並びの状態やご要望などを伺った上で、最適な治療法をご提案することができます。
なお、インビザラインの適応症例がどうか診断した上で治療を開始しますが、万一、インビザラインでの治療が計画どおりに進まなかった場合でも、経験豊富な矯正医が他の治療法で矯正治療いたしますのでご安心ください。
マウスピース矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 口腔内・歯並びの状態によっては対応できない場合があります
- マウスピース型矯正装置の長時間装着が必須です
- 治療計画通りに進めるためには、患者様の意志が重要になります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 薬機法対象外の矯正歯科装置のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
- 自費診療(保険適用外)となります