セラミック矯正とは、矯正治療ではありません。
ご自身の歯を削ることでセラミックにより形を変更する治療であり、歯ならびを正しい歯列に整える矯正治療ではありませんので、注意が必要です。

セラミック矯正治療の流れ

1.歯科医師の診察

まず、歯科医師の診察を受け、歯並びや歯の状態を診てもらいます。

2.治療計画の作成

歯科医師と相談しながら、治療計画を作成します。

3.仮歯の装着

治療計画に基づいて、仮歯の型取りを行い、後日歯を削った上で仮歯を装着します。
仮歯は、治療中に歯並びや歯の形を調整するために使用されます。

4.セラミックの製作

仮歯を参考にして、セラミックを製作します。

5.セラミックの装着

セラミックを装着して、治療が完了します。

セラミック矯正治療のメリットとデメリット

セラミック矯正のメリット

治療期間が短い

セラミック矯正治療は、歯を移動させる必要がないため、矯正治療に比べて治療期間が短いです。一般的な矯正治療は、2～3年の治療期間を要しますが、セラミック矯正治療は、2～3ヶ月程度で治療が完了します。

後戻りがない

セラミック矯正治療は、歯を移動させる必要がないため、後戻りがありません。一般的な矯正治療では、歯を移動させる際に、歯根に負担がかかり、後戻りが発生する可能性があります。

セラミック矯正治療のデメリット

歯を削る

セラミック矯正治療は、歯を削る必要があります。歯は一度削ってしまうと元にはもどりません。

虫歯や歯周病の治療が必要

セラミック矯正治療を行う前に、虫歯や歯周病の治療が必要になる場合があります。虫歯や歯周病の治療が完了してから、セラミック矯正治療を行う必要があります。

セラミック矯正で噛み合わせを合わせる事はできる?

セラミック矯正で、噛み合わせを合わせることができる場合とできない場合があります。セラミック矯正は、現在の歯の位置を変えるわけではないため、噛み合わせのズレが大きい場合は、適応できない場合があります。

また、セラミック矯正で噛み合わせを合わせる場合、歯の形や大きさも同時に調整する必要があります。そのため、噛み合わせのズレが大きい場合は、歯の神経を抜いたり、抜歯が必要になる場合があります。

セラミック矯正治療ができない場合

歯の状態が悪い場合

歯の状態が良好であることが条件となります。虫歯や歯周病の治療が必要な場合、セラミック矯正治療を行う前に、これらの治療を完了する必要があります。

噛み合わせのズレが大きい場合

セラミック矯正治療は歯の移動範囲が限られるため、噛み合わせのズレが大きい場合は、適応できない場合があります。噛み合わせのズレが大きい場合は、ワイヤーやブラケットを用いた矯正治療が適しています。

歯の位置が離れている場合

セラミック矯正治療では、歯の位置を移動させることはできません。歯の位置を移動させる必要がある場合は、ワイヤーやブラケットを用いた矯正治療が適しています。

歯の数が少ない場合

歯の数が少ない場合は、ブリッジやインプラントなどの治療が適している場合があります。

なお、治療のご相談につきましては、無料のカウンセリングをご用意しております。詳しくは担当医、カウンセラーにご相談ください。
無料カウンセリングのお申し込みは、初回予約専用フリーダイヤル0120-118-041 もしくは、初回予約専用フォームよりお申し込みください。