症例詳細
Case detail
- 患者様
- 70代女性
- 治療期間
- 3ヶ月
- 治療回数
- 5-10回
- 治療計画
- 左下奥歯の歯ぐきから膿が出てくることを主訴に来院された患者様です。
精査したところ左下6(一番奥の歯)が破折しており、保存不可能と診断されました。
インプラント・入れ歯・自家歯牙移植(親知らずの移植)の選択肢を提案させて頂いたところ、自家歯牙移植をご希望されました。
保存不可能な奥歯(左下6)を抜歯し、機能していない親知らず(右下8)の移植を行いました。
移植後、生着を待って根管治療及び補綴修復を行いました。
左上7の挺出および対合歯の欠損を認めますが、そちらの治療はご希望されなかったため行いませんでした。
- 費用(概算)
- ¥250,000 (自家歯牙移植、根管治療、仮歯、土台、被せ物)費用は治療当時の料金となります
治療について
自分の歯を用いて咬合を回復することができ、喜んで頂けました。
自家歯牙移植は40歳以上の場合、若年者に比べ成功率が低くなるとの報告もありますが、状態によっては移植が可能な場合もあります。
被せ物の種類:メタルボンドクラウン エコノミー
患者様のご感想
よい先生にみていただき、おかげ様で移植によって1本の歯がよみがえりました。
ありがとうございます。
自家歯牙移植の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- 適応範囲に制限があります(健康な親知らず・移植歯が必要など)
- 移植歯が生着しない可能性があります
- 予後が不安定で歯によっては長く持たない可能性があります
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