症例詳細
Case detail
深い虫歯での神経を残す治療:左下5番への生活歯髄療法
治療症例の内容
- 担当医
- 林佳士登（ドクタープロフィール）
- 患者様
- 年齢性別秘匿
- 治療期間
- 1ヶ月
- 治療回数
- 2-5回
- 治療計画
- 深い虫歯を持った左下5番です。
レントゲン上ではすでに虫歯が歯の神経に到達しています。
このまま虫歯を除去していけば、神経に触ってしまうことになりますが、歯髄診の結果、神経の炎症は軽度であり、保存が可能な状態でした。
生活歯髄療法により、神経の保存を行っていくこととしました。
- 費用(概算)
- 4万円費用は治療当時の料金となります
-
開始前
-
治療途中
-
終了時
術前/ ラバーダム防湿後/ 術後8か月経過
虫歯の除去途中
虫歯除去により露髄
部分的に炎症を起こした歯髄を除去し、止血を行う。
MTAセメントを適用
養生綿球を適用
硬化性セメントにて仮封
術直後レントゲン写真
MTAセメントの硬化を確認。症状無しにて経過良好。より封鎖の良い材料にて封鎖を行い、セラミックインレーにより修復を行った。
治療について
このケースのように深い虫歯でも神経を残す治療が可能な事があります。
経過良好にて推移しています。
根管治療の注意事項（リスク・副作用など）
- 根管治療により類似の全ての症例の問題が解決するわけではなく、症例はあくまでも一例です
- 根管治療により痛みや腫れがひかない事や、術後に痛みや腫れが生じる事、治療によるファイル破折やパーフォレーションなどの偶発症、術後の歯根破折を生じる可能性もあります
- 自費診療（保険適用外）となります
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