症例詳細
Case detail
不適合なつめ物による歯ぐきの違和感 40代女性
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 患者様
- 40代女性
- 治療期間
- 7ヶ月
- 治療回数
- 5-10回
- 治療計画
- 不適合なつめ物による歯ぐきの違和感と見た目を気にされ、ご相談頂いた患者様です。
樹脂のつめ物は必要な範囲を超えて充填され、劣化し茶色く変色していました。
つめ物を除去して仮歯を装着し1ヶ月半ほど経過を見ましたが、退縮した歯肉ラインの変化はありませんでした。
治療方針について、
①補綴治療のみ行う
②結合組織移植術(CTG)により可及的に根面被覆を図った後に補綴を行う
上記の2つを提案しました。
患者様は以前行った下顎前歯の結合組織移植術(CTG)の治療結果に大変満足されており、②を希望されました。
結合組織移植術(CTG)を行い十分に治癒を待った後、メタルボンドクラウンによる補綴治療を行いました。
- 費用(概算)
- ¥300,000 (結合組織移植術、静脈内鎮静麻酔、仮歯、被せ物)費用は治療当時の料金となります
治療について
結合組織移植術(CTG)による根面被覆の範囲に限界がありましたが、主訴であった歯ぐきの違和感と審美障害が改善され喜んで頂けました。
手術により頬小帯の強直が改善されるとともに歯肉の厚みが増したことで、清掃性の向上および歯肉退縮リスクの軽減も期待できます。
歯周病治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- 歯周組織再生治療は患者様の状態によって術後の経過が異なります(見た目が改善しない場合もあります)
- 歯周組織再生治療は自費診療(保険適用外)となります
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